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季節はずれのたとえだが、 たき火をする時、まず、何に火をつけるだろうか? そう、 紙くずや枯れ葉など、燃えやすいものだ。 いきなり、大きな材木に火はつかない。 そうして、いったん燃え始めると、 次第に、枯れ木や材木などに火が移っていく。 しまいには、中に混じっていた石さえも、真っ赤になる。 生徒の指導も同じだ。 まず、燃えやすいところに火をつける、 これを長所発見・長所伸展法と言う。 誰だって、ほめられれば、悪い気はしない。 大人だと、 「こいつ、何かたくらんでいるな・・・」 と、裏読みするかもしれないが、 子供の場合、そんなケースは稀だ。 「お母さん・・・、この前のテスト90点だった・・・」 「え〜、90点もとったの?すごいじゃない!」 「ちょっとミスしちゃって・・・」 「ミスなんて、誰でもするわよ。」 「・・・」 「今度、また頑張ればいいじゃない!」 「うん・・・」 「お母さん、何もしてあげられないけど、応援してるよ。」 「うん、ありがとう。」 巷間よく言われる、ほめて育てるやり方だ。 ×になった10点についてあれこれ言うのではなく、 まず、90点もとれたことをほめてあげるのだ。 では、 返却されたテスト答案の見直しは、欠点の指摘になるのだろうか? ×のついた問題の検証は、後ろ向きの作業になるのだろうか? 欠点や弱点を指摘してそれを直させようとする指導法は、 たき火の例でいえば、石から火をつけようとするやり方になるのだろうか? 音楽(ピアノ)の指導法を例にあげて考えてみよう。 〜多分、つづく〜 |
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