小さな男の子に学んだエコの実践

スウィーツを買いに、近所のスーパーに出かけた。

産みたて卵を使ったシュークリーム。

ふんわりとろけるカスタードプリン。

どれもおいしそうだ。


いろいろ迷ったが、

結局、

3割引きのイチゴショートと、特売品のブルーベリーヨーグルトを手にとった。



レジに並ぶと、私の前に小さな男の子。

マヨネーズを握りしめている。


お母さんに頼まれたのかな?

もう片方の手に、袋を持っている。

あぁ、マイバッグというやつね?

まだ小さいのに、エコを実践しているんだ。

えらい、えらい!


彼の番になった。

マヨネーズとマイバッグ、そして、500円玉を出した。

レジのお姉さんは、慣れた手つきでそれらを受け取り、

おつりとレシートを彼に渡した。


私の番が来た。

3割引きのイチゴショートと、特売品のブルーベリーヨーグルトを置いた。


「レジ袋にお入れしますか?」


「えっ?」


お姉さんは、


「レジ袋にお入れしますか?」


と、無愛想に繰り返した。


私は躊躇した。

スウィーツを2つ手に持つおじさん・・・

女子高生なら絵になるが、私では・・・

万引き犯と間違えられ、警備員に捕まるかもしれない。

いや、何より、世間の目というものがある。

できれば、レジ袋に入れて欲しい。


しかし、

あんな小さな男の子がマイバッグを利用したのに、

大の大人が、自分のエゴのためにエコしないなんて・・・

と、ダジャレを言っている場合ではない。


私は、諦めた。


「あっ、いえ、シールでいいです。」


もう、恥も外聞もない。

地球環境のために、シールでいいです・・・



レジのお姉さんは、無表情のままシールを貼った。



命がけで買った3割引きのイチゴショートと特売品のブルーベリーヨーグルトを手に持ち、

私は、早足に出口へと向かった。

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